以下はネットからの情報なので間違っている可能性があります。間違えはすぐに修正いたしますので申し訳ありません。お問い合わせより、お知らせくだされば幸いです。
目次
1、起源
2、新世界訳聖書を使います
3、エホバの証人の教えでは、イエスは神ではないと教えます
4、輸血を拒否します
5、アメリカにある統治体(とうちたい)とは
6、クリスマスや誕生日は祝いません
7、兵役拒否は素晴らしいと思います
8、宗教2世の声
9、関連サイト
エホバの証人は、19世紀にアメリカでチャールズ・テイズ・ラッセル(日本語wikipedia、1852~1916)を中心に発足したキリスト教系の宗教です。
米国ペンシルバニア州ピッツバーグの聖書研究会にラッセルがいました。1931年から、この集まりをエホバの証人と名付けられました。
統治体からの聖書の教えは、「ものみの塔」や「目ざめよ!」の雑誌にかかれ、伝えられています。
日本では、1926年にアメリカにすんでいた明石順三が協会から日本に派遣され、灯台社(日本語wikipedia)という宗教団体を作っていました。
1947年に明石は、本部と絶縁して、アメリカの協会は新しい宣教者を日本に派遣しました。灯台社は事実上なくなりました。
日本語wikipedia
公式サイト
・新着情報
エホバの証人は、神さまの名前(エホバ)を回復したとされる、新世界訳聖書(New World Translation of the Holy Scriptures)を使います。
1950年に、協会三代目の会長ネイサン・ノアの時代に発行を開始した翻訳聖書です。
日本では、全巻そろった新世界訳は1982年でした。2019年に新世界訳は改訂されました。
基本的には聖書は、古代のギリシャ語やヘブライ語をもとに、日本語に翻訳されます。しかし、日本語の新世界訳聖書はアメリカの新世界訳聖書が土台となっていると思われます。
新約聖書のギリシャ語や旧約聖書のヘブライ語→日本語翻訳は、日本聖書協会から出されているカトリック・プロテスタントの共同翻訳である、新共同訳や聖書協会共同訳や、プロテスタント教会の一部で使われている、新改訳2017があります。そこには、翻訳者の名前がわかります(ホームページなどで)。
参考
・聖書協会共同訳翻訳者・編集者一覧
https://www.bible.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/20180501_sinhonyaku.pdf(日本聖書協会より、PDFファイルです)
しかし日本語の新世界訳聖書は、
ギリシャ語・ヘブライ語→英語→日本語
となっていると思います。
間に英語がはいっています。私が調べたかぎり新世界訳の日本人の翻訳者の名前が調べられなかったからです。もしいるようでしたら教えてください。すぐに修正いたします。
日本語wikipedia
英語wikipedia
・New World Translation of the Holy Scriptures
公式サイト
カトリックとプロテスタントは、ナザレのイエスは人になった神、と信じています。父と子と聖霊は1つであるという信仰を、三位一体といいます。
私はイエスはすべての栄光をすてて、人間となった神(主)であり、三位一体を信じています。
エホバの証人のサイト
私のサイトの関連ページ
エホバの証人は、輸血を拒否します。聖書には
偶像に献げられたものと、血と、絞め殺した動物の肉と、みだらな行いとを避けることです。
使徒言行録 15:29 新共同訳
と書いています。また、創世記 9:4、レビ記 17:10、申命記 12:23、使徒 15:28,29などを聖書的根拠としています。私は輸血もしますし、献血もします。動物の肉は、エホバの証人の方は食べると思います。どうして、血だけが強調され、それが輸血につながるのかは、統治体の考えがしりたいです。
エホバの証人の教えは、過去に臓器移植も禁止されていましたが、今は認められています。聖書の解釈はアメリカの本部の統治体という場所がしていますが、時代によって変わることがあるようです。
Yahoo!知恵袋を参考にしました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14245335029
『ものみの塔』1968年4月1日号
「エホバは人間が動物の肉を食べることを許されましたが、人の肉の場合それを食べるにしても、あるいは他の人からとられた器官あるいはからだの一部を移植するにしても、人食い的に人の肉を体内にとりいれて命を保たせる行為を許されませんでした。」と書かれ、臓器移植が事実上禁止されていました。
『ものみの塔』1980年6月15日号では、臓器移植しても懲戒措置がとられないことになりました。
現在も、臓器移植は大丈夫のようです。
もちろん、完璧な人はいないのでわかりますが、すべての信者に「これだけが正しい」と教えるのは医学的に危険だと私は思います。個々の信者が医師とはなしてベストな医療をうけることが、可能でないのでしょうか。やはり、統治体に従わなければならないのでしょうか。
2022年厚労省は、宗教的虐待のガイドラインを示し18歳未満のこどもについて、医師が輸血が必要と判断したのにもかかわらず輸血などを受けさせないことを、ネグレクトにあまると明記しました(参考サイト、読売新聞)。
碓井真史さんは、Yahoo!ニュースで次のようにいっています。
エホバの証人信者が輸血拒否で死亡:宗教問題と社会問題、Yahoo!ニュース
「医療行為に関しては、かつてはペニシリンやワクチンにも否定的で警告され、臓器移植も、骨髄移植も禁止されていました。これらは、今は認められています。
組織が今日禁止していれば、世界中の信者がそれに従い、明日組織が認めれば、世界中の信者がそれを行います。
どの宗教に対しても、信教の自由は認められるべきです。信仰に基づく行為も尊重されるべきです。統一教会も、オウム真理教も、どのような教義を持っても良いでしょう。伝統的キリスト教や仏教が異端だと主張しても、それはそれぞれの宗教内の問題です。しかし、違法行為はもちろん、そうでなくても、様々なトラブルが発生すれば、それは宗教問題ではなく、社会問題として、社会全体で考える必要があると思います。」
参考サイト
【独自】エホバの証人「輸血拒否」の実態…現役幹部が証言(テレビ朝日系(ANN))
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2b2343236ff5017297650a32b5d53071d035d2e
エホバの証人の統治体(Governing Body of Jehovah's Witnesses)は、米国ニューヨーク州ウォーウィックにある世界本部に常駐しています。2023年現在、10人で構成されています。
日本語wikipedia
英語wikipedia
・Governing Body of Jehovah's Witnesses
公式サイト
公式サイトには、クリスマスを基本的には祝わないと、私は解釈しました。しかし、個々の人の決定する権利を尊重します、といわれていたので祝ってもよいのかは私にはわかりません。誕生日は、祝わないとかかれていました。
わたしはクリスマスも誕生日も、お祝いします。
公式サイト
ナチス時代や、韓国でも兵役を拒否しました。反戦運動や平和運動は、素晴らしいと思います。
しかし、家庭では親が子供に教育上ムチうちをした、という声が声がきかれます。平和運動を大切にしているので、そのような行為があるのは、もったいないと思います。
文春オンライン
ムチを打てない人は「子どもをサタンから守れない人」 “エホバの証人”元二世が明かす異常な“懲らしめ”の実態
日本語wikipedia
人間は完璧ではありません。カトリックでも、プロテスタントでも聖職者の性的な犯罪が報道されていました。また、第二次世界大戦も、日本の教会は国家に賛同し、たくさんのアジアや世界の人たちに罪をおかしました。戦争に反対した神父や牧師もいましたが、教会は見捨てていたように感じます。他人だけではなく、私自身もなにげない言葉で、過去に隣人を傷つけてしまったことがあり、謝罪いたします。
参考サイト
カトリック公式サイト
日本キリスト教団サイト
★宗教2世の声
いま、宗教2世とよばれる子供たちの声がきかれるようになりました。私は他人をさばく権利はありません。
しかし、「絶対にこうでなければならない」と子供たちに押し付けたりするのは、子供の安心や個性を軽んじてしまうと私は思います。
いま宗教2世や3世の子供たちの声や苦しみに、すべての宗教が耳をすますことが大切だと、私は個人的に思います。
子供たちが、どのような気持ちを抱えてそだったのか。つらいことや悲しいことはなかったのか。耳をすまして一人ひとりの子供たちが、安心できる環境で、愛されて大切にされるためには、自分たちの宗教の体裁を守ることよりも、大切なことだと思います。
★多様性
海外から日本にきた宣教師や、日本のクリスチャンは、学校教育や幼稚教育、福祉活動を大切にしたとされます。
それは、人には個性や人権があり、ひとりひとりは神さまにつくられた多様性があるからだと思います。宣教師たちが学校を設立したのは、学びをふかめ、対話することを大切にしたからだと思います。「わたしは絶対に正しい」と思っていたら、会話は成立しないと思います。
私自身も、クリスチャンとして自分のあり方を他人に押し付けていないか反省してゆきたいと思います。
※エホバの証人の信仰の教えの情報は、インターネットで調べました。心を傷つけたり、間違った表現などありましたら、謝罪して修正いたします。お許しください。
「宗教2世」NHKのサイトです
(1)“神様の子”と呼ばれて 宗教2世 迷いながら生きる
(2)“癒える”場所を探して ~宗教2世 自分らしく生きる~
(3)宗教2世 いま必要な支援は? ~立正大学・心理学部 西田公昭教授 インタビュー~
(4)“宗教”とどう向き合うか ~宗教2世の苦しみを理解するために~ 専門家インタビュー