子育て(聖書の言葉)

1、神さまが一緒です

2、一人で荷物を背負っていませんか

3、完璧な親、育児を目指していませんか

4、その他

5、身近な子育ての相談先

1、神さまが一緒です

「それから、モーセの律法による彼らのきよめの期間が過ぎたとき、

両親は幼な子を連れてエルサレムへ上った。それは主の律法に

「母の胎を初めて開く男の子はみな、主に聖別された者と、

となえられねばならない」と書いてあるとおり、

幼な子を主にささげるためであり、」

‭‭ルカによる福音書‬ ‭2:22-23‬ ‭口語訳‬‬

~「自分がいないと、この子はだめになる」と、子どもにしがみついていると、お互いに疲れ果ててしまいます。思い切って、子どもを神さまに預けてみましょう。「この子には神さまがついているから、大丈夫だ。なんとかやってくれるだろう」と信頼し、寄り添ってゆけますように。

ハンナは身ごもり、月が満ちて男の子を産んだ。主に願って得た子供なので、その名をサムエル（その名は神）と名付けた。わたしは、この子を主にゆだねます。この子は生涯、主にゆだねられた者です。」彼らはそこで主を礼拝した。

サムエル記上 1:20‭, ‬28 新共同訳

子どもは、自分の子どもである以前に、

父である神さまの子ども。

「神さまが、この子のために

一番よい道を準備してくださる。」

そう信じて、神さまの手に委ねましょう。

片柳弘史著『日々を生きる力』(教文館刊)より

「また幼い時から、聖書に親しみ、それが、キリスト・イエスに対する信仰によって救に至る知恵を、あなたに与えうる書物であることを知っている。聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。」

‭‭テモテへの第二の手紙‬ ‭3:15-16‬ ‭口語訳‬‬

~子どもは神さまの預かりものなら、神さまを知るのが一番。

神さまを知るには、聖書をのぞいてみるのが一番。

「するとイエスは言われた、「どうしてお捜しになったのですか。

わたしが自分の父の家にいるはずのことを、ご存じなかったのですか」。

しかし、両親はその語られた言葉を悟ることができなかった。」

‭‭ルカによる福音書‬ ‭2:49-50‬ ‭口語訳‬‬

~私たちに与えられた子どもたちは神さまの子どもです。子どもたちの人生もまた親のものではなく、神様のものです。しかし実際に子育てをしてみると、親は子どもの人生を支配しがちです。「こんなに愛しているのだから」「こんなに面倒をみてるのだから」と、自分の愛に支配が混ざっていることに無自覚になるのです。たくさんの愛情をかけたのだから、自分の願うどおりに育ってもらいたいと考えやすいのです。わが家に子どもが生まれた時に、ある方から「命を預かったのですね」という手紙をもらいました。その時にハットしました。「ああ、この子の人生は神さまのものなのだ。いつか神様にお返ししなければならないのだ」。その日に至るまで、誠実に、忠実に子育てをするのだということを教わったのです。大嶋重徳著『クリスマスの約束』(教文館刊)

「あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。

主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない。」

‭‭詩篇‬ ‭55:22‬ ‭口語訳‬‬

~子育てにおいて、すべてうまくできる人はいません。誰もが、子育ての初心者。すべて理想通りの子育ては、子ども親も疲れさせ、緊張させてしまいます。子どもを育ててくださるのは神さまだと思い、育ててくださる神さまに協力してゆきましょう。